◎「出世より自分の時間大切」名古屋市の昇任試験が閑古鳥
名古屋市役所の係長の昇任試験を受ける職員が減り続けている。
98年度に1357人いた「行政事務」分野の受験者数は、07年度には522人と、ほぼ3分の1に落ち込んだ。出世より、自分の時間を優先する生活スタイルの変化が大きな理由と市はみている。
「昇任試験のための受験勉強より、子どもとの時間を持ちたい」
ある管理職は部下に係長試験の受験を勧めたところ、こう断られた。
33歳の女性職員は30歳のときに試験に挑んだが、合格せず、最近は受けていない。
「仕事が広がると思って受けたが、自分は人を使うのが向いていない。勉強を続けて苦労して受けるより、いまの仕事で十分」
課長以上には月8万〜15万円ほどの管理職手当がつく。市の給与モデルだと、50歳の管理職は年収に手当を加えると1086万円。役職がないと約340万円下がる。
名古屋市の場合、唯一ある昇任試験が係長試験で、それに合格しないと管理職の課長以上にはなれない。だが、受験者数は減り続ける一方だ。
専門職などを除く行政事務分野の合格者数はこの10年、100人程度を維持しているが、98年度に11.9倍だった合格倍率は07年度は5.1倍と大きく下がった。
通常は1年ほどかけて試験に備え、グループを作って勉強会をする職員もいる。
受験が敬遠されがちなのは、こうしたわずらわしさに加え、係長になると、課の責任窓口として携帯電話で夜も呼び出されることもあるからだ。
50歳代のある幹部は「最近の若手は責任を負わなければいけないということにばかり目がいくのかもしれない」とこぼす。
市が懸念するのは、市全体を引っ張ろうという職員と、それ以外とで二極化してしまうと組織力が落ちるのではないか、という点だ。 ((朝日新聞より)
◎一言コメント
私も、自分の時間かな。
今の時代、出世をしても、あまり、いいことがないように思いますから。。。
部下の失敗を上司が謝罪するのをニュースや時下で、見るとね。。。
お給料が生活に困らないぐらいの額だったら、自分の時間を大切にしようとすることになるのかと。。。
今、自己責任時代ですので、原則、個人の責任となれば、状況は、変わるかと思いますが。。。
2008年07月17日
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